2017.8.17

住宅ローンについて

住宅ローンには「時間を買う」効果があります。借金ができるということは、「稼ぐ力」があることの客観的な証明です。一般に、300万円といった少額の借り入れですら5~14%もの金利が適用されるなか、住宅ローンでは数千万円もの大金を、1~4%程の金利で借りることができます。
これほどの低金利の融資は、本人が住むことを条件に、住まいを担保にした上で、金融機関も厳しい審査をパスした人だけが利用できるのです。
住宅ローンは「銀行」「信託銀行」のほか、「信用金庫」や「労働金庫」、「保険会社」「財形住宅融資」や「自治体融資」などでも借りることができます。
比較にあたって気になるのが、「金利」をいうひとも多いのですが、忘れずに確認しておきたいのが「繰上げ返済手数料」と「事務手数料」の二つです。
繰上げ返済手数料は一回につき5千~2万円程度が主流ですが、無料のところもあります。口座に一定額以上の残高があるときに、超えた額を自動的に繰上げ返済するという住宅ローンもあります。
事務手数料とは、金利以外に徴収される金融機関の取り分のことで、標準的なプランで3万~5万円程度です。そのほかに、これよりも低い金利で融資する代わりに、事務手数料として借入額の1~3%程度を徴収するといったプランもあります。
返済計画に合わせて試算し、効率的なものを選びましょう。

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