2017.8.17

土地の条件(その1)

 土地を購入する上で、建築が可能かどうか確認しておかなければならないことが何点かあります。まずは、その土地が市街化調整区域に当たらないかです。該当する場合は、開発行為等を除いて、原則、新しい建築物はその場所に建てられません。主に農林水産業などの田園地帯とすることが目的とされているためです。また、田畑を宅地転用する場合は、原則、都道県知事の許可が必要です。この点も覚えておかなければなりません。
 次に気を付けるべきことは、土地に接している道路です。建築基準法第43条には、建築物の敷地は、道路に2m以上接しなければならないという条項があります。また、その道路の定義も同法42条に定められており、この建築基準法上の道路に該当しない道路にしか接していない敷地は、原則として建築物を建築することができません。敷地が建築基準法上の道路に接しているかどうかは、市役所等にある建築指導課で確認が取れます。

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