2017.8.30

変動金利と固定金利の違いについて

変動金利と固定金利の違いについて

まず住宅ローンとは、住宅を建築・増改築等を行う為に金融機関からお金を借りる事です。毎月決められた額の返済をしていくことになります。

ローンとは金融機関からの借金となりますので、そこには利息が発生します。
利息額は、借りたお金 =(元金)に年間にかかる利息額の割合 =(金利(%)) をかけて算出されます。金利には変動金利、固定金利とあります。

では、変動金利とはどういうものなのでしょうか。
変動金利では6か月ごとに金利の見直しがあり、金利が変わることがあります。
しかし月々の支払額が変わらないので、金利が変わった場合、元金と利息の割合が変わることになります。
例えば、月々の支払が10万円だとして、そのうち5万円が元金で5万円が利息だと仮定します。金利が上昇すると月々の支払額は10万円と変わりませんが、そのうち4万円が元金で、6万円が利息と内訳の比率が変わってきます。
これに対し、固定金利は月々の支払額に対して元金と利息の割合が変わる事はありません。
しかし、変動金利は固定金利に比べて、低水準の金利で始まります。
住宅ローンの金利を選ばれる際は、それぞれのメリット・デメリットを理解し、住宅会社の営業担当と納得いくまでお話しをして決めて頂ければと思います。

Category: 住宅ローン