コーディネーターブログ

2018.10.25

冬の結露に困っています。。。

   今週から朝晩は随分冷えてきました。

 今日お客様とお話ししていたら結露の話題になりました!

 確かに今の時期以降は、リフォームや新築などご検討のお客様は必ず結露のご相談があります。ですから、

 今日は結露についてお話したいと思います。

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 そもそも、窓やサッシ、壁などに結露が出来る原因はなんでしょうか?

 1つは室内の湿度が高いこと、2つは室内と屋外の温度差が大きいことです。

 まず、室内の湿度に影響を及ぼしているのは暖房機器です。たとえば、石油ストーブ・ガスストーブ

・石油ファンヒータ・ガスファンヒーター等があります。

 これらの暖房は燃焼の際に大量の水蒸気を発生させるため、部屋の湿度がぐっと上がります。

 

 我が家はそれと真逆です。
 エアコンしか使用していませんので、長時間に付けると無垢の床の隙間ができるぐらい乾燥しています。
 いつも洗濯物を部屋干したり観葉植物や花瓶などを置くように工夫しています。
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 結露対策はまず自宅の暖房機器をもう一度見直して、電気式の暖房器具を使用するようにしましょう!

 もちろん、エアコンのほかにオイルヒーターもあります。

 あとは 除湿機や除湿剤を使って、部屋の湿気を吸い取ります。押入れなど狭いところには除湿剤を、

 部屋全体には除湿機を使うのがお勧めです。

 

 次は、室内と屋外の温度差を考えないといけませんね。 家の断熱対策をすることで、

 外の冷たい空気が家の中に入ってこなくなり結露を防げます。

 一枚ガラス窓で窓付近がいつも寒いという方は、二重窓や断熱窓にリフォームをすると

 結露を大幅に防ぐことができます。

 戸建の方は自分の意思でサッシを変えることができますが、マンションに住んでいる方は

 共有部分で難しいときは、内窓を取り付けることが出来ます。

 工事はとても簡単なので、金額も工期も抑えられます。断熱シートを窓に貼るという方法がありますが、

 サッシ枠はアルミなのでガラス部分が解消できますが、枠に同じく結露が発生しやすいです。

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それ以外は、窓下ヒーターやサーキュレーターなどの方法もあります。

窓下ヒーターは窓下を温め上昇気流は発生させることで、窓から入ってくる外の冷気をシャットアウトし、

結露への効果は抜群です!使用すると暖房率を上げることができるため、エアコンの設定温度を下げることも出来ますよ。

ただし、初期費用とランニングコスト(電気代)が掛かります。

サーキュレーターは窓際で使用し空気を循環させることにより、窓付近の空気だけが冷やされるのを防ぎ結露を防止します。

同じく部屋全体の空気が循環するので、暖房効率を上げる効果も期待できます。

最後は換気ですね。今ほとんどの戸建とマンションは各部屋についている24時間換気口を付いています。

冬が寒いので、閉めたままの方が多いと思いますが、 部屋を閉め切ることになりますので出来れば開けましょう!

結露の原因となる湿気を家の中から追い出すために、換気扇も回しましょう。特に料理中や入浴中、

室内干しをしている時など湿気が発生しやすい状態のときには、必ず換気扇を付けるようにしてください。

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如何でしょうか?結露対策についていくつかの方法を紹介させて頂きました。

是非、ご参考にしてください