リフォームコラム

2020.3.3

一戸建て住宅の耐震性能

 

一戸建て住宅のリノベーションをするケースが増えておりますが

二十数年より古い住宅多くは倒壊しない数値を備えていないことが多いようです。

ここ2年の戸建て住宅の耐震診断のデーターを見てみると

1.5以上 ◎倒壊しない

1.0~1.5未満 〇一応倒壊しない

0.7以上~1.0未満 △倒壊する可能性がある

0.7未満  ×倒壊する可能性が高い

4段階に分かれますが、約8割ほどの住宅は0.7未満の数値になります。

これではリフォームしても大地震時の心配でリノベーションする意味が

無くなります。

ですから、リノベーションする前の現場調査時に既存住宅のインスペクション

調査をしますが、その調査には既存住宅状況調査技術者の資格を持っている検査員

でないとできません。

その時ご準備して頂きたいものが確認図面です。

もしない場合は床下や屋根裏に上り構造や仕様内容を調べる必要があります。

ちなみに、弊社は福岡県の耐震アドバイザーの有資格者も何人もおりますが

県指導の調査では目視程度の調査になりますから詳細な診断はできません…。

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例えば、新耐震基準になったのが平成56年6月以降の住宅であっても殆どの場合、

耐震基準を満たしていないことが多いようです。

診断では1階の揺れの方向と大きさ、2階の揺れの方向と大きさについて

詳細に診断します。

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そして、各階ごとに不足する体力を補う耐震壁と金物を設置します。

耐震の基準が1.0をクリアーすれば問題ありませんので、そのように

提案施工します。

構造的に心配ないようにすることは当然のことでしょうし、最低限の備えです。

 

 

 

 

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