コーディネーターブログ

2020.7.20

夏こそ高断熱・高気密のススメ!

毎日暑いですね!

今回は夏こそ高気密・高断熱のススメです!

 

日本の住宅は断熱性・気密性が低いと言われていて

昭和55年の省エネレベルのおうちで

冬季はLDKと浴室の温度差がなんと平均12℃

冬に寒い住宅では暖かい住宅にお住まいの方に比べて

高血圧・糖尿病・音がきこえにくいなどの

身体の不調を訴える方がなんと1.5倍!

というデータがあります。

 

ここまでは冬のおうちのお話です。

しかし!実は夏こそ高断熱・高気密の住まいが必要な時期なのです。

かの「徒然草」のなかでも「家のつくりやうは夏をむねとすべし」

家は夏の住みやすさを考えて造ったほうが良い」と言われるほど

やはりいつの時代でも夏のじめじめした蒸し暑さは耐え難いものです。

 

ここでふたつのおうちを見てみましょう。

 

断熱・気密性が低い住宅の夏・・・

エアコンが効いているリビングとそうでない廊下やトイレとの温度差

移動するたびに体力が奪われ、なんだか疲れます・・・

ましてや午後に2階に行こうものなら

暖房が効いているようなとんでもない暑さです!

築30年の私の実家の話です

 

断熱・気密性が高い住宅の夏・・・

築10年の自宅です。

エアコンがリビングと2階の洋室、合わせて2台稼働していれば

どこの部屋にいてもさほど温度差がなく快適です

洗濯物を干そうとベランダに出てはじめて

「今日はこんなに暑かったのか!」と感じます。

 

断熱・気密性のある家だって、エアコンをつけているなら

電気代がもったいない!

 エアコンから出る風が不快で体調をくずしてしまう!

おっしゃる方もいるかもしれません。

 

ここでもふたつのおうちを見てみましょう。

 

断熱・気密性が低い住宅の夏・・・

エアコンをつけていてもドアの開け閉めのたび、

また外からの熱の影響を受けて部屋の温度が上がるので

エアコンがずっと稼働したままです。

そのためエアコンからずっと風が出て常時冷やしている状態で

電気代もかかります。

 

断熱・気密性が高い住宅の夏・・・

屋外の温度の影響が小さく、他の部屋との温度差が少ないため

人の移動により室温が変化することがほとんどありません

そのためエアコンの設定温度までにお部屋が冷えると

それ以上冷やす必要がないため

風が出ない「待機状態」になります。

1日中エアコンをつけていても

実際は1日中稼働しているわけではないので

快適で電気代の節約にもなります。

 

 長々と書いてまいりましたが・・・

いかがでしょうか?

ホームランドでは高気密・高断熱のおうちであるアモーレ

リフォームのご提案を行っております。

ご相談はお気軽にとうぞ!