2023.3.4

注文住宅を建てるなら知っておきたい!坪単価の落とし穴とは

目次

1.坪単価は会社によって違う!?その理由とは

2.工事内容でも坪単価は変わってくる

3.坪単価に惑わされない家づくりを

 

ローコスト住宅メーカーをはじめ、一部の住宅メーカーでは、安さをイメージさせるかのように「坪単価○万円で建つ」などの売り文句で集客することも少なくありません。

しかし、この「坪単価」で新築工事の総額が計算できるものなのでしょうか。

ここでは、坪単価と工事費用の関係について解説します。

 

1.坪単価は会社によって違う!?その理由とは

◇『坪』と『坪単価』

坪単価は、住宅本体の工事にかかった費用を延べ床面積や施工床面積で割って算出します。

この際使う「坪」とは日本に昔からある「尺貫法」の単位で、1坪がおよそ3.3㎡、畳2枚とほぼ同じ面積です。

家や土地に関する面積は、坪で表されることがしばしばあるので、覚えておくと良いでしょう。

◇新築工事で使われる面積には種類がある

新築工事の坪単価は面積で総工事費を割ったものですが、その面積には「施工床面積」と「延べ床面積」があり、どちらを使うかは明確な決まりがありません。

では、この2つの違いとはなんでしょうか。

延べ床面積とは、建物全体の床面積を合計したもの。一方、施工床面積には、延べ床面積に加えてベランダや地下室、玄関ポーチなども含まれます。そのため同じ工事費用でも、どちらの面積で割っているかで坪単価は大きく変わるのです。

また、坪単価を施工床面積で割るか、延べ床面積で割るかは各社異なるため坪単価はまちまちで、それぞれを比較できるものではありません。

そのため、「安い坪単価なら家が安く建てられる」と判断することは危険です。

 

2.工事の内容でも坪単価は違ってくる

坪単価を比較しても家の工事費用の比較とはならない理由は、坪単価の曖昧さだけではありません。

それは、坪単価にどのような工事の費用が含まれているのか確認する必要があります。

坪単価が格安でも、その価格にどんな工事が含まれているのかが違ううえ、チラシなどに書いてある坪単価で家のすべてが工事できるとは限りません。

ハウスメーカーや工務店によって異なる本体工事の費用以外にもかかる税金やその他の工事費などは、坪単価に含まれないことも大きな理由のひとつです。

また、ひどい場合は水回りの什器などの必要な費用がオプションになっているケースもあります。

坪単価から工事の総額を計算するにしても、よほどの知識がなければ、金額面の判断が難しいことは言うまでもありません。

 

3.坪単価に惑わされない家づくりを

坪単価だけを見て価格を判断しようとすることは危険です。

工事費用を比較したい場合は、複数の工務店・ハウスメーカーに見積もりを依頼することができます。

理想の家づくりは、坪単価のみで判断せず、まずはどんな家に住みたいかを具体的に思い描き、必要な設備などを洗い出しておきましょう。

家にも個性があり、住む人によって設備の優先順位も違うからです。

そのうえで、「ここはこだわりたい!」というポイントに強みがある会社を見つけるのも、良いかもしれません。

予算と希望の釣り合う会社を探すためには、価格面と設備の優先順位をすり合わせていくことが大切。

一生の買い物となる家づくりで、坪単価に惑わされないようにしましょう!

 

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