壇洋一ブログ

2014.9.12

面の坂の刑 4

面の坂の刑場は、うっそうとした竹林の中にあります。周辺には今でも墓石が
ころがっていています。無縁仏なのでしょう….。

去年、日本古生物学会の長尾さんから私に電話がありました。
その内容によると、彼は県南地方で中世ころにあった城の場所を探しているとのこと。

1000~1700年ころだと思いますが、以前、壇家にはお城があったんですが、そのお城は
福岡であれば福岡城があって、その領地にはいくつもの出城がありました。
この城は外敵の侵入を防ぐための城でした。 

みやま市は立花城(柳川城)の領地に有り、壇城も出城の一つだったのです。
その城の場所と、斬首刑にあって殺された壇大炊之介の正確な場所を探しているとの
ことでした。
実は私も墓を探しておりまして探し回ったことがありますがまだ探せておりません。

椛島家の墓は見つけ出しましたので、どこかにあるかもしれないと思っております。
その彼は、私の先祖の墓を探し当てればお城の位置も探せる可能性が高いと言っておりました。

私が小学生の頃、先祖が建てたお寺が近くにありますが、村で共同墓地をつくったので
お寺のお墓を整理解体したことがあります。
私が幼いにもかかわらず忘れなかったのには理由があります。
当時、墓穴を村の人が掘るところを見ておりましたが、体や頭は無くなりかけた骨の破片でしたが
髪の毛は生きているように黒いんです!
そのことが、忘れられない記憶として今でも頭に残っております。

この忘れられない記憶が必然的に起こったことならば…..!?
やはり、このお寺のどこかに墓石が眠っているのかもしれません….。

墓を整理解体したとき、墓石はお寺と隣地の田畑の境界石として利用したことが
あることを思えています。
もしかしたら、その石の中に先祖の墓石があるのかもしれません。
古生物学会の彼も一応調べたけどまだ探せていないとのことでした。
いつか機会があるときに私も調べてみます。

それにしても、先祖の墓を私だけでなく、探してくれてる人がいることは
大変心強いことです。
感謝しています。

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