壇洋一ブログ

2015.11.6

アモーレの家の性能

 

寒い北海道は家の断熱が完璧ですからヒートショックがありません。

一方、温かい九州では冬場の家の断熱が悪いのでヒートショックで倒れる人が非常に多く

特に福岡県と神奈川県は最悪です。

今、国は家の中の温熱環境を良くするために様々な取り組みをおこなっております。

 

下のデーターはスマートウエルネス等推進事業での、ある大学建築環境工学部のデーター

ですが、室内の推奨温度は21℃ですが、この温度を達成できるようなるのはまだまだ先のこと。

第一段階として許容温度の18℃を達成することに邁進しております。

しかも、この室温は小さな誤差を除き、家の中のどこにいても同じ温度でないといけません。

資料1

 

温熱環境のデーターをみて、下のグラフを見ていただきたいのですが、下のデーターは

アモーレの家の1年間のデーターをグラフにしたものです。

場所:福岡市南区大池

建物:木造在来外断熱工法・トリプルサッシ仕様・温度、湿度の全館空調機設置

測定時間:7:00~8:00

測定期間:H26.11/1~H27.10/31

上から、グレー線(外の湿度)緑線(室内湿度)・オレンジ線(室内温度)・ブルー線(外の温度)

グラフ1 グラフ2

アモーレは九州では珍しく温度の他に、湿度の管理もできる究極の家です。

グラフの上の2本線は湿度のデーターですが、外の湿度(グレー線)は年間を通して湿気が高い状況を示しています。

年間で80日ほどは湿度80%以上の日があり、カビの発生を促します。

室内の湿度(緑線)は、理想湿度の40%~60%を維持しています。

オレンジ線は室内温度ですが、年平均23度前後を維持しています。

ブルー線は外の温度ですが、冬は0℃近くまで冷え込んでいるのが分かります。

 

アモーレはデザイン性は勿論ですが、基本的な家の性能と健康になる家であることを

大切にしております。

少しでも多くの方に、特に、40代以上の方や、建て替えの方、あるいは、お年寄り

のいらっしゃる家庭には最適です。

一度だけの人生だから、いくつになっても楽しく暮らしたい!、だから健康でないと

いけませんよね~。

皆さん、いくつになっても健康でいてください。